「自分でやった方が早い病」

リーダーや管理職でよく聞きますよね。同名の本もあります。私もかなりの重症で、前田さんからも「そろそろ人に任せるフェーズだね」と言われています。でも、どうやっていいかがわからず、本やネットを読んでも実行できていませんでした。最近、ようやくコツが見えてきたので、書いてみます。


コツ1:「これはちょっと大変かも」アラートを無視しない

私は比較的元気で、パワープレイで乗り越えてきた経験があるから、無理してでもなんとかやれると思いがち。でも、「これはちょっと大変だな」のアラートにもっと敏感になり、即人を増やすなりして対策を取ることが大事。


コツ2:思考の癖を自覚し、訓練だと思う
私は人にお願いするのが苦手で、何かをお願いする=申し訳ないと思ってしまう考え方の癖があります。でも、会社としてスケールさせるためにはどんどん仕事を分けるべき。それがみんなの成長の機会を作るし、会社にとっても幸せなんだと。


きっかけは「コンテンツ会議」
NASUでは、SNS・コミュニティ・オウンドメディア・メルマガなど、かなりの数の発信をしています。で、担当は誰?となると、広報とコミュニティを見ているので私なんですよね。

とはいえもはや一人でできる量ではないし、去年からは書籍の制作も増えて、おかげさまで再来年くらいまではもう予定が決まってます。少し前からXの当番に関しては交代でやってましたが、もっと戦略的に組織化せねば!と思い「コンテンツ会議」という会を提案しました。SNSやコミュニティなどの担当を分担してもらい、会社としてどこに注力するか?の優先順位を決め、それぞれの目的目標を定め、月1で報告をしています。

だけど、これも「ああ、なんか悪いな」と「仕事増えるやんとか思われないかな」という心の葛藤がありました。(注:みんな快くやってくれています。あくまで私の被害妄想です!)

まだ2回目ですが、すごくいいなと思います。みんなが忙しい中コミットしてくれているおかげに他ならないんですが、それぞれの担当で目標ができて活性化している。NASUの進化を感じました。


まだまだですが、「自分がやった方が早い病」を少し抜けだけそうな手応えが出てきました。